ニッセイ

ミシンの部品製造会社としての技術を活かした、各種小型歯車と各種減速機の製造会社。ニッセイが提供している精密減速機についてご紹介しています。

ニッセイはどんな
精密減速機メーカー？

ミシンの部品製造で
培った技術で発展した
企業

ミシン部品の製造から始まり、削る・磨くといった加工技術とノウハウから、各種小型歯車や各種減速機の製造販売を展開。産業用ロボットや医療ロボット、工作機械、農業機械など様々な機械に使われています。

2000年にISO9001、ISO4001の認証を取得しており（※1：2023年3月調査時点）、本社がある愛知県では愛知ブランド企業としても認定されています（※2：2023年3月調査時点）。国内だけでなく海外にも拠点を持つグローバル企業です。

国内ギアモータ市場で
高いシェアを誇る

減速機事業では、自動ドアの特注減速機や無人搬送機のギアモータ、コンベア、全自動ブリスター包装機など、様々な場所で採用されています。多様なニーズに合わせた製品開発で豊富な品揃えを提供しており、標準品はもちろん特注製品にも対応しています。国内の小型ギアモータ市場において高いシェアを得ています。

ニッセイの
主な精密減速機

• 遊星歯車減速機：大口径中空タイプ DGH

ニッセイの精密減速機
の特徴・原理・用途

引用元：ニッセイ
https://www.nissei-gtr.co.jp/rc/dgh/

大口径中空タイプ DGH

差動減速機構（偏心揺動型）を採用し、高いねじれ剛性や高トルク・大きな中空径で様々な角度での使用を可能にしています。出力軸と一体化したクロスローラベアリングを使う事でコンパクト設計が可能になり、高精度で力強い駆動力を得ています。

使用している産業用ロボットでは、垂直多関節ロボットやスカラロボット、ウエハ搬送ロボットなどがあり、間接部分に使う事で自由自在な動きを実現しています。その他、高トルク・高剛性の性能を活かし、位置決めポジショナーやタレット割出駆動、ウォータージェット加工機、CMP装置などのFA装置・工作機械でもお馴染みの品。

中心の空洞が大きくとられているので、配線や配管、シャフトなどが通しやすく、太い配線や数が増えても大体は無理なく使えます。ロボットや機器の設計自由度が高く、拡張も可能。ロボット本体とそれに付随する周辺機器とが干渉しないようにされており、曲げたり引っ張ったりする際にかかる負担を軽減しています。

主なスペック【型番:010、減速比:1/59の
場合】

• 入力2000rpm/min時の定格トルク（Ｎm） 10
• 起動・停止時の許容ピークトルク（Ｎm） 30
• 瞬間許容最大トルク（Ｎm） 61
• 許容平均入力回転数（r/min） 3500
• 許容最高入力回転数（r/min） 6000
• ヒステリシスロス（arc-mi） 2.0

ニッセイの
精密減速機は
こんな企業におすすめ

ミシンの部品製造において削る・磨くなどの加工技術を発展させ、今ではギアモータ減速機や高精度歯車の製造会社として発展。産業用ロボットや医療・福祉機器、食品機器、船外機、農業機器と幅広い業界・業種での精密機械に使われています。

減速機は特注品の製造にも対応しているなど、ニーズに合わせて提供。また、開発から設計、製造とすべて自社内でおこなっているので、第三者が介入する手間や心配もありません。

ニッセイの会社情報

引用元：ニッセイ公式HP
https://www.nissei-gtr.co.jp/